ご理解いただきたいこと
当工房では、お客様に琉球ガラスの魅力を伝えたいという想いから、吹きガラス体験を実施しております。
約1300℃の高温に溶けたガラスは、まるで生きているかのように常に形を変えていきます。
その液体をコントロールしながら制作していくため、出来上がったガラスには個体差が生じ、重さ・厚み・形・模様 等ひとつとして同じものにはなりません。つまり お客様のイメージ通りの作品を作ることは難しいかもしれません。
しかし、そのような偶然性も吹きガラスの魅力の一つです。
なかでも下記の特性は、天然素材であるガラスを手作業で作る過程で必ず生まれ、避けることができないものになります。
その特性をあらかじめご理解いただいた上で 体験にご参加いただけますようお願いいたします。
◆溶けたガラスが様々な要因で結晶化し、時より白い粒のようなものが現れることがあります。
◆ガラス成分に含まれる鉄分が結晶化し、時より黒点のようなものが現れることがあります。
◆色柄を入れることで、収縮率の変化が生じ飲み口や胴体が歪むことがあります。
これらの特性は、全て 使用上問題ありません。
これらは 手作りのガラスならではの「味わい」であり、自然が生み出す 唯一無二の表情のようなものです。
これらが もしグラスに現れていたら、ガラスが自己主張しているな!
…とお楽しみいただけますと幸いです。
皆様のご来店 心よりお待ちしております。